2016年9月30日金曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録14>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録14>
9月7日 ベトナム研修4日目
〜ベトナムのファミリーハウスと学校を訪問する〜
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ベトナムの一般家庭に訪問し、どんな生活をしているのか体験しようという目的で、午前中はベトナム人メンバーの一人であるHung君の家を訪問しました。彼の家は私たちがこれまでに見てきた現代の日本の家とは少し異なり、昔の日本の家のような雰囲気がありました。2階建てで玄関のドアは厚いガラスで重いものでした。玄関には段差がなく、そのままリビングとキッチンににつながっていました。
Hungの家にを見学した後、近くにあるマーケットを案内してもらいました。ベトナムのマーケットは日本のような店舗型のものもありましたが、この時に見たマーケットは路上に直接野菜や魚などの商品を置くタイプのものでした。衝撃的だったのが、生きたカエルが売られていることです。カエルは日本人が想像する小さなカエルではなく、スマートフォンぐらいの大きな黒いカエルです。これには驚きました。また、日本では見ないフルーツもたくさん並べられていました。
マーケット見学の次は、近くにある小学校の見学です。その小学校では、生徒がみんな制服を着ていました。一番驚いたことは、小学校には寮があって、生徒はそこに泊まり、週末には家族に会いに家に帰りということです。(全ての小学校がそうというわけではないみたいですが)これは日本の小学校ではほとんど見かけない考えられないことだと思いました。
その後は中学校を訪問し、実際に校舎の中に入れさせてもらい、授業の様子も見学しました。授業風景は日本ととても似ているように感じました。最後に学校の中庭で集合写真を撮ろうしていると、授業を終えた生徒たちが集まってきました。私たちは多くの生徒から注目され、彼らに私たちが日本人であることを教えると、とても喜んでくれました。手を振る子や一緒に写真を撮りたいという子がたくさんいて、まるで自分たちがアイドルになったような感じでした。これは日本では絶対出来ないような体験だと思いました。
見学を終えて再びHung君の家に戻り、昼食を取りました。全員で配膳、机運び、料理作りを担当して、準備を進めました。どの料理も美味しくて、みんなお腹いっぱいになりました。
昼食の後には、バスでヒューテック大学へ向かいました。大学に着くと大きな部屋に案内され、たくさんの先生や学生の皆さんが歓迎してくれました。私たちはそこで、日本で練習したパフォーマンスを披露しました。前回ホーセン大学での反省を活かし、今度はとても上手くいき、会場いた全員が私たちのパフォーマンスをおお喜びしてくれました。その後はゲームをしたり、記念撮影をしました。副学長先生からまたいつでも来てください、と本気の目で言われ感動しました。
ベトナムの家庭や学校を実際に見て感じた貴重な1日でした。関ゼミに入って超ラッキーだったと皆言っていました。











2016年9月27日火曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録13>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録13>
9月6日 ベトナム研修3日目
〜日本とベトナム、国境を越えて楽しむスポーツと取り組むSDGs〜
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朝早くからスポーツアクティビティがありました。街のフットサル場へ行き、始めにベトナム人メンバーが考えてくれた競争ゲームをチームごとに分かれて競いました。
...が、このゲーム、意外と難しい...。その内容が
足の下にレンガを置いて進む(地面に手が着いたらスタート地点に戻る)
ペットボトルに水半分をスプーンを使って入れる
水の入ったペットボトルを手を使わずにチームで回す
など高度なものばかりで苦戦している人が続出でした。
その後はフットサル大会をしました。この日はとても暑い日だったので物凄く体力が消耗されましたが、みんな楽しそうにしていました。
(途中からスイッチが入ったのか、みんな本気モードでした 笑)
スポーツで思いっきり体を動かした後は、今年の関ゼミのテーマでもあるSDGsの授業でした。午前中とは打って変わったようにみんな真面目モードに切り替わりました。ベトナムの大学でSDGsについて研究されている講師から、SDGsの項目の中の1つである環境問題について学び、環境問題の深刻さについて考えました。
当授業では、日本メンバーとベトナムメンバーでそれぞれ環境問題についてプレゼンをする場面もありました。
私たち日本メンバーは、メンバー一人一人が今日本で起こっている環境問題を改善していくために自分たちが取り組めることは何か、ということを事前に調べ、その発表を行いました。講師の方を前に、メモは一切見ずに全て暗記な上に英語での発表だったので、みんな緊張した面持ちでした。
講演会が終わった後、いつものようにベトナムメンバーとの夕食....と思いきや、なんと、日本人メンバーだけで日本食を食べに行くという急なスケジュール変更がありました。
実は、ベトナムに来てから3日経ち、全く知らない地で多忙な毎日を過ごし、ゼミ生がそろそろ疲れているのではないかという関先生の考慮によるものでした。
焼き肉食べ放題に久しぶりの日本食...。
ベトナムメンバーと共に、1日1日がとても濃く忙しい日々を送っていたゼミ生でしたが、この日の夕食は正直、とてもリラックスをすることが出来たのでした。








2016年9月20日火曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録12>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録12>
9月5日 ベトナム研修2日目
〜ホーセン大学と夜のホーチミンの街を歩く〜
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午前中はホーセン大学で歓迎会がありました。
予定ではホーセン大学に行き、事前に撮影していた自己紹介ムービーを流す予定でした。しかし、なぜか教室に入り席につくと、その場で1人1人即興で全員の前で自己紹介をすることになっていました。突然の出来事で焦っている人もいましたが、余裕そうな人も結構いた気がします。関先生に日本で無茶ぶりをたくさん受けてきたので免疫がついてきたのだと思います。
その後は全員で大学の近くの飲食店で昼食をとり、午後は待ちに待ったパフォーマンスの発表会です。始めはベトナム人メンバーによるパフォーマンスです。ベトナムの伝統衣装を着ながら、優雅なダンスとベトナムの歌を披露してくれました。
そしていよいよ、私たちのパフォーマンスの発表です。時間が足りず練習は十分とは言えませんでしたが、結果は大成功。パフォーマンスの序盤からずっと、ベトナム人メンバーは楽しそうにパフォーマンスを見ていました。
後半のダンスではベトナム学生も加わり、最後は全員で歌って踊りました。
このパフォーマンスによって、ベトナム人メンバーとは1日目の時よりももっと打ち解けられることが出来ました。
大学からホテルに戻り、夕食に行く準備をしていると、なんと、去年の関ゼミ生であり現在関ゼミのサポートメンバーでもあるカイトさんが様子を見に来てくれました。カイトさんはベトナムにインターンをしに来ており、一緒に夕食に来てくれて、いろいろな話をして下さりました。
夕食が終わると、ベトナム人メンバーは私たちを夜のホーチミンの街に連れて行ってくれました。夜のホーチミンの街はネオンで輝いておりとても綺麗でした。ベトナムにはカフェやコーヒーショップがたくさんあり、ベトナムの人々はよく夜にそこへ友達と行き、一緒に過ごす時間を楽しむそうです。私たちもコーヒーショップに行き、ベトナム人メンバーとコーヒーを飲んだりおやつを食べながら会話を楽しみました。
夜の街で1番印象的だったのは、両サイドに大きなビルが並ぶ通りです。その通りで一番最初に目に入ったのはビテクスコ・フィナンシャルタワーという超高層ビルです。特徴的な形をしていますが、実はこの建物は花が咲く前の蕾をモチーフにしており、これから発展していくベトナムを象徴しているそうです。
この通りから見渡すホーチミンの街は本当に綺麗で、いろんなお店があったり、謎の光おもちゃが飛んでいたりしていました。











2016年9月19日月曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録11>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録11>
9月4日 ベトナム研修1日目
〜サプライズバースデーケーキとベトナムの歴史を知る〜
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ホーチミンのホテルでチェックインをし一晩を過ごした後、いよいよベトナムでの研修が始まりました。日曜日だったため大学はまだ始まっていませんでしたが、ベトナム学生全員のメンバーとはこの日初めて会うことになりました。
ホテルの近くにあるコーヒーショップに行き、ベトナム学生のメンバーとご対面...。
ベトナム人メンバーはみんな笑顔で歓迎してくれましたが、日本人メンバーは初め緊張な面持ちでした。しかし、自己紹介の時には、日本で練習した時のように「シン チャオー!(ベトナム語でこんにちはの意味)」などと挨拶をしながら明るく振る舞い、それによって笑いも起こり、ベトナムメンバーとはすぐに打ち解けることが出来ました。
また、日本人メンバーとベトナム人メンバーがお互いに会話できるよう、それぞれペアを組むというバディー制度をベトナム人メンバーが企画してくれました。これによって全員がベトナム人メンバーと話すことができ、ホーチミンの街を一緒に歩いている時は、みんなそれぞれが楽しそうに会話を弾ませていました。
お昼になり、レストランに向かいます。ベトナムではほとんどの食事の時間をベトナム人メンバーと一緒に過ごしました。
食事の時間も終わる頃、そこで突然、大きなケーキが運ばれてきます...!
実はこの日の前日の9月3日は、ゼミ生である徳郎くんの誕生日であり、ベトナム人メンバーがサプライズでケーキを用意してくれていました...!!!
あまりの驚きに言葉を失い、「Thank you」の一言しか言えなかった徳郎くん。
↑後に聞きましたが実はすごく嬉しかったみたいで、自分の反応が薄かったことに後悔してるみたいです。笑
食事を終え、次はベトナムの美術館に訪れました。そこで私たちはベトナムの歴史やベトナムの戦争について学びます。戦争で実際に使われた銃弾や、戦争当時の様子の写真、戦争中に撒かれた枯葉剤によって影響を受けたベトナム人の写真などは、私たちに大きな衝撃を与えました。
その中では世界に戦争の衝撃を与えたとして有名であり、戦争時の空爆で火傷を負いながらも逃げるベトナムの少女が写っている写真「戦争の恐怖」も展示されていました。
あまりにもショッキングな写真が多く、とても心苦しい気持ちになりました。
ホテルに戻った後、次の日大学で行うパフォーマンスの最終確認と、突然やることが決まったダンスと歌の練習を、ホテル向かい側にある公園でしました。(とても暑い中ホーチミンの街を歩き回った後だったためみんなヘトヘト...)
ベトナム人メンバーとの夕食を終え、夜には日本人メンバーだけでのミーティングを行いました。もちろん遊びではなく研修なので、ミーティングは毎日行い、その日1日の反省点や改善点などを一人一人が意見を出し合いました。
1日目を終え、次の日からホウセン大学での日々が始まります。