2016年10月7日金曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録16>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録16>
9月9日 ベトナム研修6日目
〜ヘチマ作りと春巻き作りと13億円事件が発生した夜〜
...
朝にはヘチマのアトリエに行きました。このアトリエを運営している組織はNGOで、ヘチマを原料とした商品開発、販売を通じた利益を貧困問題解決に役立てています。
展示されていた作品はバックやスリッパなどどれもヘチマからできたとは思えないものばかりで、その上どの作品もカラフルでキレイでした。アトリエの中を一通り見学させていただいた後、職人の方に実際に作品を作り方を指導、実演してもらいました。最後にヘチマから出来た花を一輪もらい、ホテルに帰りました。
ホテルのレストランでベトナムメンバーとお昼を食べた後、生春巻き作り体験をしました。ホテルのスタッフの方が丁寧に春巻きの作り方を1人1人に教えていただき、みんなたくさん春巻きを作り食べていました。この時の私たちはまだ、数時間後に起こる大事件のことなど、知る由もありませんでした。
夜はベトナムメンバーと日本人メンバー全員で夕食後にカフェに行きました。これは今までの研修中のイベントとは違う点があります。それは、関先生に内緒で行われたという点です。私たちはワクワクしながらベトナムメンバーと夜の街にくりだしました。壁一面に本が並べられている、とても雰囲気のカフェだったことや、関先生が不在ということもあり、全員盛り上がっていました。
しかし、そんな中、事件が発生。日本人メンバーの1人のTくんがカフェで高熱をだしてしまいました。そのことにみんな驚き、すぐにベトナムメンバーも一緒にホテルに帰りました。しかし、タイミングの悪いことにフロントには関先生の姿が。食後に解散したはずのベトナム人メンバーがホテルにいることを疑問に思った関先生はベトナムメンバーを問い詰め、全てを知りました。その後はTくんの部屋で説教タイム。
関先生: 「どういうことですか? 説明してください(真顔)」
ゼミ生A: 「カフェに行ってました(うつむきぎみ)」
関先生: 「私はそんなこと知りませんでした。なぜ私が知らないんですか?(真顔)」
ゼミ生B: 「ベトナムメンバーに先生に内緒でって言われたので.......(うつむきぎみ)」
関先生: 「それで内緒で行ったの?(真顔)」
ゼミ生B: 「はい.....(泣きそう)」
関先生: 「信じられません。関ゼミ史上初ですこんなことは。"ベトナムメンバーに内緒って言われたから内緒にしました"って、ふざけんなよ‼︎(声大きく)。もし万が一のことがあったら誰が責任とるとおもってんの⁈(激おこ)」
ゼミ生C: 「先生です(;_;)」
関先生: 「だったらなんでこんなことするの⁈(真顔)。1人だけ生き残って他のゼミ生が全員死んだら1億円×13人で13億円を君たち払えるの⁈(激おこ)」
ゼミ生B: 「..........はい(うつむきぎみ)」
他のゼミ生: (えっ?)
ゼミ生B: 「払います(真顔)」
関先生: 「払えるわけないだろう(真顔)」
説教タイムが終わり、ゼミ生たちは部屋に戻りました。翌日、関先生とTくんはホーチミン市に残り、他のゼミ生はタライ村へ向かいました。関先生がタライ村へ向かうゼミ生を見送りに行きましたが、ベトナムメンバーも日本人メンバーも誰も先生と目を合わせなかったそうです。これが後に関ゼミに語り継がれる13億円事件である。
一方、熱を出したTくんはホテルに帰ってすぐに先生とベトナムメンバー数人と地元の病院へ。




 

0 件のコメント:

コメントを投稿