2016年10月27日木曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録20>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録20>
9月13日 ベトナム研修10日目 フィールドトリップ最終日
〜波乱のいかだ競争、タライ村との別れ〜
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最終日の午前中はいかだ作りをしました。4つのチームに分かれ、まず川に置かれているタイヤをボートに乗って拾いに行き、そのタイヤを浮輪とした巨大いかだを各チームで作っていくというものでした。
いかだを作るのには、人が乗りやすいように...沈まないように...などを考えなければならなく、また使える竹の数もチームごとに限られていたため、みんなでアイディアを出しながら作っていかなければなりませんでした。皆英語で必死に話し合いました。沈むのは困りますので。
すべてのチームのいかだ完成!
となったところで、いかだ競争が始まります。ルールは、いかだを漕いで150メートル位先にある旗を取りに行き、先にスタート地点に戻ってきたチームが勝ちというものです。
これも、過酷なレースでした。
乗った瞬間いかだが沈んでしまうチーム、なかなか前に進むことの出来ないチーム、反対方向に行ってしまうチーム、チーム同士のいかだが衝突してしまうなど次から次へと問題が発生していきました。
その川は茶色く濁り、入るのにもためらいはありましたが、最終的にはゴールをした時点で全てのチームのいかだが沈んでしまったため、メンバー全員が川に入り、服が水着代わりに状態でした。一度川に落ちてしまうとそれはそれで楽しく、皆大騒ぎでした。
そんないかだ競争も終わり、ついにロングハウスとお別れをする時間が来てしまいました。過酷な4日間でしたが、同時にとても楽しく忘れがたい思い出となりました。最後はなぜか離れるのがつらくなり、別れを惜しみました。
村を離れる直前に、雨で中止になって出来なかったゴミ箱設置の最後の作業を行い、ようやくゴミ箱が完成しました。完成を喜んだ後、私たちはタライ村を去り、ホーチミンへと向かいました。
これは後から知ったのですが、実は私たちはタライ村を訪れた初めての日本人だったそうです。そのことにゼミ生みんなとても驚きました。
私たちが行ったボランティア活動は地球規模で考えればとてもとてもちっぽけなことであり、どれほど国連の「持続可能な開発目標30(SDGs)」と問われれば、自信を持って答えることはできません。しかし、ベトナム学生と日本学生が協力して問題に立ち向かったというのはとても重要なことであり、国際協力の第一歩を踏み出すことができたと考えています。
次回から再び、ホーチミンへ!帰国の日が、近づいてきます。





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