2016年10月24日月曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録19>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録19>
9月12日 ベトナム研修9日目 フィールドトリップ3日目
〜村にゴミ箱を設置しよう!〜
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私たちはホーチミン滞在中に公園でのゴミ拾い活動を通して、ベトナムの環境問題の実感することができました。東京に比べるとポイ捨ての量が半端ではなく多いことに驚きました。さらに私たちがフィールドトリップで滞在したタライ村も、ごみ問題が深刻でした。そこでメンバーで話し合った結果、ごみ箱を設置することにしました。
ちなみにこれは我々の活動のテーマである国連「持続可能な開発目標30(SDGs)」の
No.11 住み続けられる町づくりを
No.15 陸の豊かさも守ろう
No.17 パートナーシップで目標を達成しよう
に関連した活動です。
日本人メンバーとベトナム人メンバー混合の5人のグループに分かれ、それぞれのグループが別々の地図を渡され、マークのついた5つの場所にゴミ箱を設置するというミッションでした。
早朝に雨が降ったため、道はドロドロです。転ばないように大騒ぎをしながら、それぞれのグループが目的地の場所に向かいました。
ゴミ箱を設置するといってもただ箱を置くという単純なものではありません。まず道具を使って地面に穴を掘り、石を削りながら正方形に深く掘ってからゴミ箱を設置し、そこにコンクリートを流し込むという本格的な工事でした。
穴掘りと石を削る作業は力のいる仕事で、1つ掘るのにも時間と体力が必要で、すごく大変でした。ほとんどのメンバーにとって、このような体験をこれまでにしたことがありません。ヘトヘトでしたが、ベトナムの学生との心の距離をまた狭めることができたのは間違いありません。
お昼休憩を終えた後、いよいよゴミ箱本体を設置するという作業に取り掛かる予定でした。が、
突然土砂降りの雨が降ってきて、午後の活動は中止となってしまいました。
と、ここで関先生たちがようやくタライ村に到着しました。関先生曰く、ゼミ生全員の表情がタライ村に出発する時よりも疲れきっていたそうです。疲れていたのはゼミ生だけではなく、ベトナム人メンバーも同じでした。しかし関先生は同時に、「みんながすごい成長して、さらに仲良くなっていて驚いた!」ともおっしゃっていました。
フィールドトリップに出発する前夜に関先生にひどく怒られ(詳しくは以前の記事をご覧ください)、申し訳なさが残るままホーチミンで関先生と別れた私たちでしたが、このときには既にそんなことはすっかり忘れていました。それほど、タライ村での3日間は必死でした。関先生でさえも、これほどまで過酷な活動を予想していなかったようです。
夜にする予定だったキャンプファイヤーは雨で中止となってしまいましたが、夕食の時間にみんなで乾杯をして、タライ村で過ごす最後の夜の宴が始まりました。
始めにスタッフの方々がベトナムの伝統の歌やダンスを披露してくださり、その後みんなでベトナム伝統のバンブーダンスを踊りました。見た目以上に難しく、竹にひっかかるメンバーがたくさんいました。その後は1対1で長いストローを使って飲み物を飲み干すという対決をしたり、スタッフの方々が用意してくれたオリジナルのゲームやツイスターゲームをして盛り上がり、で3日間で一番賑やかな夜を過ごしました。







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