2016年10月21日金曜日

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録18>

<東京経済大学関昭典ゼミナール2016 活動記録18>
9月11日 ベトナム研修8日目 フィールドトリップ2日目
〜ジャングルの中を冒険!〜
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この日は朝早くに起きて朝食を済ませ、午前中にサイクリングをするグループと、午後にサイクリングをする2つのグループに分かれて出発しました。
サイクリングと言われ、気持ちいい風の中大自然を颯爽と走りぬけることを想像してすごく楽しみだったのですが、実際は想像を絶する過酷なものでした。
村の道を楽しく走っていたのはほんの10分程度。そこから先は第1のジャングルに入り、過酷なサイクリングの始まりです。
ジャングルの中はでこぼこ道で走りづらく、少しでも油断すれば転んでしまうようなところです。早朝に降った激しい雨のために道はぬかるんでいて泥だらけで、泥がはねて着ていたズボンや靴、Tシャツまでもが瞬く間に泥まみれになってしまいました。白いズボンや靴も全部茶色く染まってしまいました。午後のサイクリンググループは優雅に車の2台に乗って目的地に向かったため元気でしたが、午前のグループはそんな悪路を1時間以上サイクリングしていたため、目的地についた時は疲れと暑さでもうへとへとでした。
ゴールを喜んだのも束の間、続いてはツキノワグマやヒグマを見学しに行き、その後は、まさかの別の第2のジャングル探検です(泣)。
ジャングルの中の道はとても歩きづらく、みんな一列になって転ばないように注意深く歩いていきました。所々木の枝にあたったり大量の虫がいて、日本人メンバーもベトナム人メンバーも「なぜこんなところを歩かなければいけないのだ?」という気持ちになっていました。研修のテーマであるSDGsの環境問題を考えるための活動であることは理解しつつ、あまりの辛さに本来の目的など頭から離れてしまっていました。ジャングルにはヒルもいて、メンバーのうちの3人がヒルに噛まれてしまい、足から血を流していた光景を見て震えあがりました。一刻も早くここから出たいと思いました。
30分以上歩いたところでようやくゴールが見え、やっと待ちに待った昼食の時間が来ました。昼食のお店で少し休憩をした後、次は船に乗って、まさかの!!第3のジャングルに出発です。
第3のジャングルは先ほどのジャングルと比べとても歩きやすい道で、ガイドさんの説明を聞きながら道を進んで行くはずでしたが、ここでも問題発生。
モスキート(蚊)が大量にいたのです。メンバーが一斉に痒がり、虫よけスプレーを大量にかけますが、そこに住むモスキートはとても丈夫らしく、私たちが持っている虫よけスプレーではあまり効果がありませんでした。
メンバーみんなが蚊に気を取られてしまい、ガイドさんのお話もまともに聞けない状態になってしまいました。(注:この地域では蚊を媒体とするデング熱の心配がほとんどないことは事前調査に確認済)
さらに奥の道を進んで行く予定でしたが、メンバーみんなの顔が疲れているからというベトナムの先生の考慮のもと、進むのを断念し、ロングハウスに帰宅することになりました。
ロングハウスへの帰宅は再びサイクリングになり、今度は午後のグループがサイクリングをしました。しかし、午後のグループで体調が優れないメンバーも何人かいたため、午前のグループの数人が再びサイクリングをするというメンバーもいました。
その他の午前のグループは車の荷台に乗って帰りました。風がとても気持ち良く、景色も最高に綺麗でした。
ようやくロングハウスに着き、夕食を済ませた後は、まさかの、
カラオケ大会!!。歌っているメンバーの声が、ロングハウス周辺のジャングルに遠くまで響き渡っていました。
とてもハードな一日でしたが、今振り返ってみればベトナム研修の中で最も印象に残り、さらにベトナムメンバーと心が通じ合えた一日でもありました。









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